プロジェクト演習ってなあに?
実際のクライアントとお仕事ができる!
学校の先生や学校自体のツテで、実際の企業の方や学校がクライアントになって依頼に取り組むという授業です。
ゼミという形で他の学科の生徒とグループになり協力するので、スキルの違う人との協力作業や、クライアントとのやり取りの仕方を勉強することができます。
2年生からこの授業を受けることができ、1年生で培ったスキルを試す場面でもあります。経験者の教師陣がビジネスメールや制作物へのアドバイスをするので、安心して取り組むことができます。
経験が就職に有利になる!
初めて実際の企業の方と他学科の生徒と作業をしていくことは難しいかもしれません。クライアントに厳しい言葉を浴びせられる生徒も少なくありません。
しかし就職活動でもそれをアピールすれば、プチ社会経験をしたとして有利になること間違いなしです! 作品としてもアピールできますので、生徒は1つ1つに全力で取り組みます。
学生時代に仕事の空気を味わう貴重な時間を生かし、学んだことを社会生活に活かせるように頑張りましょう。
実際にどんなことをするの?
実際にどんなことをするかご説明するために、過去にあったあるグループを少しだけ見てみましょう。湘南モノレール課題解決型プロジェクト
このプロジェクトについて
このプロジェクトは、大船駅から江ノ島駅を繋いでいる湘南モノレールを運行している湘南モノレール株式会社様から依頼を受けたプロジェクトです。2年に渡りプロジェクト演習にご協力いただいていますが、今回は2019年度のプロジェクトについてご紹介します。
前年度は利用客増が目的に活動していましたが、2019年度の依頼内容は「課題や活動内容は学生で考えて欲しい」とのことでした。
メンバーにはweb科、総合デザイン科、グラフィック科など様々なスキルに富んでいる生徒たちです。どのように活動したのでしょうか?
課題について深く考える
まずは事前調査や競合他社との比較、フィールドワークやヒアリングなどを通じてクライアントの求めていることや課題を考え、グループ内での企画を組み立てていきます。
思考力や企画力、計画力はもちろんのこと、クライアントとのやりとりやチームワーク力有無が問われる作業なので、コミュニケーション能力を培うことにも繋がります。
またビジネスマナーがいかにしっかりできているかも意思疎通のしやすさが変わります。礼儀をよく考えてやりとりをすることが必須事項です。
企画制作
このプロジェクト内で考えた湘南モノレールの課題は「乗車マナー」「利用客への対応」「観光客の割合が少ない」ということでした。この課題を解決するために様々な企画提案をし、採用された案に取り組んでいきました。
完成した制作物は多数あり、その中でも新しいグッズでグッズ売り場を活性化させるという案でできた新しいクリアファイルは、「今までのグッズの中でももっとも売れかたがすごかった」とお褒めの言葉をいただきました!スペースの関係上、他の制作物は割愛させていただきますが、どれもとても良い結果をのこすことができました。
イベントの参加
活動は学校内だけには止まりません。このプロジェクトでは、クライアントが参加するイベントにも足を運び、スタッフとしてグッズの宣伝や販売活動を行いました。
現場での空気に触れることは顧客層の把握やクライアントとのコミュニケーションにも繋がりました。
発表ステージでは堂々とした立ち振る舞いで活動のアピールを行いました!YDAではこのような時のために、授業内でも発表の練習になる課題の組み方を行なっています。この場ではその経験が活かされました!
学校で1番のゼミを決める「YDAアワード」
各ゼミでの代表を決めてから臨む成果発表会
各ゼミでは前期と後期の2回に渡り活動発表を行います。ゼミは大まかに担当の先生で分けられており、その中で選ばれたグループが、学校内で1番のゼミを決めるための「YDAアワード」にエントリーします。
活動発表の場は緊張感が溢れ、頑張った成果を伝えようという思いがひしひしと伝わります。この場でも社会人になった時のための発表スキルを培う機会があります。
審査員はゲストの有名企業にお勤めされているプロフェッショナルにしていただきます。公正は場でプロの意見が聞ける貴重な機会です。
「岩崎チャレンジ」に進んで優勝すると賞金が…!
見事YDAアワードで優勝したグループは、その先にある岩崎学園で1番のゼミを決める「岩崎チャレンジ」に進むことができます。
会場はパシフィコ横浜で、 大きいステージで岩崎学園に通う生徒全員の前で発表を行います。なんと、岩崎チャレンジで優勝したグループには豪華賞金があるのです!お金がもらえるとなると俄然やる気がちがいますよね!
まとめ
以上がプロジェクト演習の簡単なご紹介でした!いかがでしたか?
プロのクリエイターになるための貴重な経験ができる「プロジェクト演習」は将来にきっと役立つはずです!
参加したい!やってみたい!と感じた方はぜひ横浜デジタルアーツ専門学校にご入学ください♫