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赤い花の女人

「赤いターバンの男」をパロディし撮影した作品。ターバンを真っ赤な花に見立て、自分なりに解釈し作品を制作した。チープさがなくなるよう、 花は全て本物を使用し、高級感を演出した。モデルの肌を白くすることで花とのコントラストを意識した。

モノクローム

普段何気なく見ているものも、見方を変えると、途端に違うものに見えてくる。一つの写真を作るということ、それを観るとはどういうことなのか考えながら 撮影を進めた。普段まじまじと見ないガスコンロを真上から撮影した時、新鮮な印象を受けた。

タイポグラフィ:罪と罰

タイポグラフィ。「罪と罰」をイメージして制作。どんな罪でも罰を受け償えば
ひと段落はするかも知れないけれど
ぐしゃぐしゃになった紙は2度ともとに戻らない様に自分の犯した罪自体は2度と消すことのできない業であることを表したかった。

平面構成:ダイアモンド

「作用」をテーマに制作。水中と空気中とでは光の錯覚で見え方が大きく変わる。その作用を表現した。いかにダイアモンドに輝きを出せるか考えながら細かく配色を進めた。また、プリズム(ガラスの三角柱)をイメージし、「反射」を赤い線で表現した。

色を奪った野菜

色鮮やかな野菜だからこそ美味しそうに見えるが、こうして色を奪ってみるとなんの魅力も感じなくなることを表現した。普通に野菜の写真を撮ってモノトーンにするのでは、「色を奪った」イメージを表現できないと思ったので紙粘土で本物に近づけながら作った。

ナインズ・ストーリー

サリンジャー「ナインズ・ストーリー」のブックカバーをデザイン。重く暗い話の多い本書なので表紙は目につきやすくも、明度を落とした暗い色味にした。ナインズストーリー内の「バナナフィッシュにうってつけの日」を主にイメージしながらデザインした。

展開早く無い!?

「MOVE」をテーマに制作した。私にとってのMOVEは心の動き、高鳴りでもあると考え、女子高校生が恋を知るまでをデザインした。背景のアメコミ風の漫画では電車内で意中の男性に出会い、あっという間に心が動き、恋に発展するまでを表現している 。

クラスメイト雑誌

クラスメイトの撮影から、表紙の編集までを行った。実際に書店に並んでいる雑誌の文字の大きさやフォント、配置の仕方など細かく研究し、実際に販売されている様な雑誌を目指して制作を進めた。画像の加工はフォトショップで行ったが、人の下に文字をコラージュする点が難しかった。

ALIVE/

タイポグラフィ。実際に自分で作った文字を印刷し、アナログで配置しながら作品を制作した。実際にIllustratorで制作するよりも感覚で作業できるので、完成図が想像しやすかった。作品の中の細い線は生命線をイメージしている。出来る限り細く、人類の儚さを表現した。

黄昏女子高生

自分で本の名前、内容を考え表紙のイラストを制作した。鎌倉で撮影した写真を元にトレースをした。完成状態では細かいディティールまでは見えなくなってしまったが、緻密に少しずつ描いていったのでかなりの時間を要した。思い入れのある作品となっている。

領域展開

ポチ袋に印刷して完成させた。昭和に普及されていたマッチ棒の箱を参考に柄や文字を配置した。細かい装飾を作る際に新しいIllustratorの表現方法をたくさん知ることができたのでこの成長に繋がる作品となった。領域展開を中央に置いた理由は頭に浮かんだからという安直な理由。

狙撃ワンワン

個性的なキャラクターをイメージして制作したマスコットキャラクター。狙撃銃を持つ可愛い犬というギャップでユーザーを引きつけることを目標にしている。狙撃銃は細かいところまで書き込んでゆるキャラに必須とも言えるデフォルメ感をわざとなくした点がポイント。