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ミラーレイチェル智恵監督 特別講義

本年度よりメディアクリエイティブ学科で講師を務める、映像監督のミラーレイチェル智恵さんによる特別講義を行いました。
ミラーさんは1年生の進級制作を担当されます。

ミラーさんは北海道・室蘭市出身。
東北芸術工科大学を卒業後、Qotori filmに入社し、同社代表・島田大介氏のもとで経験を積まれました。
独立後は数々のミュージックビデオを手がけ、独自の世界観で注目を集める映像監督として活躍されています。

講義では、ミラーさんがディレクターを志すきっかけとなったミュージックビデオの紹介から、就職活動、そして島田氏に師事した際の経験談まで、貴重なお話を聞かせていただきました。

ミラー監督が影響を受けたミュージックビデオ
9mm Parabellum Bullet – Discommunication
YUKI – 66db
The Smashing Pumpkins – Cherub Rock

後半では、ディレクターとして制作されたミュージックビデオを題材に、企画立案の考え方、撮影の工夫、そして編集工程までを具体的に解説。
ミラーさんが大切にしているのは「流行に左右されない、のんびり見ていられる」映像作り。
実際に使用した映像編集ソフト「Adobe Premiere Pro」のタイムラインを見せていただきながら、制作の裏側を詳しく紹介してくださいました。

質疑応答では、学生からの質問に一つひとつ丁寧に答えていただき、「優しい現場を作ること」の大切さや、「仲間と共に制作する意義」についても語られました。
ミラーさんが担当する1年生の進級制作では、実際にミュージックビデオ制作に取り組みます。
学生たちの作品がどのように仕上がっていくのか、今からとても楽しみです。

ミラー監督のミュージックビデオ

あいみょん – 君はロックを聴かない

RADWIMPS – 猫じゃらし (Orchestra ver.) 

TOMOO – あわいに