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再現MV(ミュージックビデオ)課題

後期の授業では、既存のミュージックビデオ(MV)を再現するという課題に取り組みました。

今後、オリジナルのミュージックビデオ制作に取り組んで行く前に、まずは既存のミュージックビデオをそっくりそのまま再現し、そこにどんな作為や想いがあるのか、追体験していきます。

「再現する」ということの過程には、さまざまな学びがあります。まず各グループに課題のMVが割り当てられ、そのMVのコンテを起こします。自分たちの企画ではないため、必要な人員、小道具、衣装、ロケーションなどは、絵コンテを起こしていく過程で少しずつ明確になってきます。

誰をキャストとして登場させるか、どの場所を使って撮影したらオリジナル作品のものに近づけられるのか、ロケハンを行って場所を探して、必要な小道具を調達して撮影に臨み、できるだけオリジナルにちかづけるよう構図を定め、作品に応じて必要なエフェクトや、色の調整など、様々な問題を解決していく必要があります。

自分たちの企画だと、何か問題があればその場で企画を少し変えれば済みますが、この課題ではオリジナルがあるためそうはいきません。元の作品のクオリティに近づけるため、自分の価値基準だけではできないことに挑戦もできます。

再現MV課題を経て、学年末にはオリジナルMVにも挑戦しますが、ここで得た経験はその後に必ず生かされていきます。


再現MV課題作品
スカート「Aを弾け」
One feat. tofubeats「STUTS」
Suchmos「YMM」
TOMOO「Super Ball」
Awesome City Club 「勿忘 」
MONO NO AWARE「イワンコッチャナイ」
MEG「PRECIOUS」